日本酒、それは米+米麹+水を素に作られた日本古来のお酒です。
材料はシンプルですが、高度な技術、知識、経験が必要となり、他の醸造酒とは異なった特徴があります。また、日本酒を知ることで日本の文化と歴史を知ることができるため、「日本酒を知ることは日本を知ること」につながるでしょう。
杏林大学の外国語学部には『日本酒研究会』という団体が存在しています。
日本酒について調査するだけではなく、関連場所へのフィールドワークも行う学生主体の研究グループです。日本人の、特に若者の日本酒離れが注目されている中で、学生が主体となり、古くから伝わる日本伝統のお酒を研究することがどのような効果をもたらしているのか、大変興味深く思います。
今回の展示では、学生達の活動報告に加え、日本酒を飲む際に使う『お猪口(おちょこ)』、『枡』や日本酒を貯蔵する『酒樽』、さらに日本酒をテーマとしたカードゲームを展示しています。
お酒が好きな人もお酒が飲めない人も、日本文化の1つとしてぜひ楽しくご覧ください。