杏林大学図書館ニュース

杏林大学図書館ニュース第32号(2024.1.25)

投稿日時: 2024/01/25 杏林大学管理者
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■□■杏林大学図書館ニュース■□■ 第32号      2024.1.25配信

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□Contents□
■ご挨拶■
■図書館からのお知らせ■
■お勧め図書■
■教員のひとりごと■
■編集後記■

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■ご挨拶■
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能登半島地震において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
2024年は元日から大変なことが多く暗い年明けとなりましたが、皆さんいかがお過ごしですか。
医学図書館では感染防止対策による使用禁止席を1月4日に解除し、全席利用可能となりました。
マスク着用は個人の自由としていますが、感染症が流行する季節です。
定期試験、国家試験を控えた方もいらっしゃいます。
体調管理には十分ご注意の上、ご利用ください。


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■図書館からのお知らせ■
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・学生対象の長期貸出について
下記日程で学部学生対象、図書のみの長期貸出を行います。どうぞご利用ください。
[医学図書館]
期間:1月31日(水)~ 3月24日(日)
返却期限日:4月8日(月)※卒業予定者は2月29日(木)
[井の頭図書館]
期間:1月8日(月)~ 3月29日(金)
返却期限日:4月13日(土)※卒業予定者は2月29日(木)

・[医学図書館] 図書の移動完了
書架狭隘のため請求記号WPからWXまでの図書を3階から4階に移動しました。
蔵書検索で表示される配置場所に齟齬はありませんが、ご不明な点がありましたらカウンターまでお問い合わせください。

・[井の頭図書館] 2月の短縮開館・休館
入試による井の頭キャンパス立ち入り規制のため、2月1日(木)および2月5日(月)~ 2月6日(火)は井の頭図書館が休館となります。
詳細はHPの開館カレンダーをご覧ください。
  
・[井の頭図書館] 書道部の作品を展示中
井の頭図書館2階で4月30日まで書道部の展示を行っています。
今回は展示コーナーで展示中の「百人一首」に合わせてかな文字の作品です。
ご来館の際はぜひご覧ください。


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■お勧め図書■
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(資料ID:001042707 / 請求記号:910.264:B89)

文学作品の舞台になったまちを歩くことを「文学散歩」と言います。
最近では小説に限らずドラマや映画、アニメ作品などの舞台を訪ねる「聖地巡礼」という言葉も定着して、作品の楽しみ方のひとつになっていますね。

「地域の身近な風景を作品のフィルターを透して見ると新たな風景になる」そんな楽しみ方にと書かれたのがこちらの一冊。
新宿から八王子にかけての中央線沿線-西荻窪、吉祥寺、三鷹といった、この辺りでは馴染みのある街が登場する作品を紹介しています。

地域ごとの郊外都市としての成り立ちや、文化的土壌、どんな作家が暮らしていたか等にも言及しつつ、石井桃子、井伏鱒二、高村薫、又吉直樹、村上春樹など、年代もジャンルもさまざまな作家の作品が登場します。
なかには杏林大学にほど近い新川・中原周辺が舞台と思われる砂川文次の芥川賞受賞作『ブラックボックス』も。
こんな身近な場所が描かれてるんだな、と読んでみたくなる作品がいくつもありました。

三鷹といえば、私の中では太宰治。
『斜陽』『ヴィヨンの妻』を高校生の頃に初めて読んだときには、地元が登場したことに不思議と感動したのを覚えています。
作品が書かれたころと今では景色がずいぶん変わってしまっただろうけれど、土地が持つ空気感や色に通じるものがある気がして、いつも見ている風景に非日常が感じられ、どこかワクワクした気持ちになりました。
また改めてじっくり読んで、そのエリアを歩いてみようと思っています。

普段の景色が新しく見えるかも…皆さんもこちらの本を手に歩いてみてはいかがでしょうか?(な)

☆貸出状況はこちらから↓☆


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■教員のひとりごと■ 駅伝とランニング
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今年も群馬県のみなかみ温泉郷近くの祖父母の家でお正月を迎えた。
毎年、元旦は初日の出とともに氏神さまである武蔵一宮氷川神社で初詣の参拝を済ませたのちに中山道と三国街道を往き、いざ上州路である。
途次、熊谷から上武道路に入り、ニューイヤー駅伝の選手たちを3区と7区で応援する。
選手たちは10,000mを27分台で走っているが、これは100mを16秒8、50mなら8秒4を切る速さで走り続けていくスピードだ。
選手たちが目の前を通り過ぎていくその一瞬に声援を送っている。
みなかみに着いてからは近くの温泉で元旦雪見露天風呂を楽しみ、2日と3日に箱根駅伝を観るのが日課ならぬ年課になっている。

私自身も走ることが好きで(普通の市民ランナー)、自宅近くの荒川や見沼代用水沿いを走っている。
荒川の土手からは、空気が澄んでいれば富士山は勿論のこと、赤城山や谷川岳、浅間山も望むことができる。
江戸時代に徳川吉宗の命によって開削された見沼代用水(世界かんがい施設遺産)は、行田市の利根大堰を起点とし、幹線水路総延長80kmを超える関東平野最大のかんがい用水である。
上尾市で東縁(ひがしべり)と西縁(にしべり)に分かれるが、特に春の西縁遊歩道の10kmにも及ぶ桜並木は圧巻である。
時々、大学周辺(仙川から野川、多摩川へ)も走っている。
実際に走ってみると、国分寺崖線の30mを超える高低差が実感できる。
緑地や湧水、時折そこに姿を現わすカワセミに癒されている。

とりとめもなく趣味の駅伝観戦、走ることについてのひとりごとを記したが、チーム一丸となって、決して諦めることなく、一つの目標に向かっていく駅伝選手たちの姿には毎年魅了されてしまう。
今年も駅伝観戦を通じ、勇気づけられたと同時に気持ちが引き締まった。(医学部・衛生学公衆衛生学 吉田 正雄)


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■編集後記■
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杏林卒の吉田先生に「ひとりごと」をお願いしたところ、駅伝話で応じてくださいました。
ご趣味が走ることとは卒業アルバムの笑顔からは思いつかず、引き出しの多さにびっくりです。
そして奇しくも池井戸潤の『陸王』を読破中だった私はシンクロニシティに狂喜乱舞でした。
『陸王』は経営の傾き始めた行田市の老舗足袋製造業者がランニングシューズ業界に参入するお話で、まさにニューイヤー駅伝、箱根駅伝の世界。
2月には井の頭図書館の書架に並ぶ予定ですので、走るのが得意でない方は読書で駅伝の世界を伴走してみるのはいかがでしょう。
『文学する中央線沿線』を片手に吉田先生と杏林周辺を走るのも楽しそうです。
先生方のご趣味や週末の様子を垣間見ることができるのも、このメールマガジンの醍醐味。
ではまた次号をお楽しみに。(清)


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