杏林大学図書館ニュース

杏林大学図書館ニュース第33号(2024.2.26)

投稿日時: 2024/02/26 杏林大学管理者
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■□■杏林大学図書館ニュース■□■ 第33号      2024.2.26配信

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□Contents□
■ご挨拶■
■図書館からのお知らせ■
■お勧め図書■
■図書館員のひとりごと■
■編集後記■

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■ご挨拶■
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2月も後半となりました。
季節は気温のアップダウンを繰り返しながら次のステージへと向かっているようです。
みなさんは穏やかな春休みを過ごされているでしょうか。それとも新年度に向けて慌ただしく準備中でしょうか。
試験期が終了し、一年でもっとも静かな時期を迎えた図書館から、メールマガジン33号をお届けします。


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■図書館からのお知らせ■
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・[2/29まで]リクエスト大募集 岩波書店電子ブック50冊
「岩波文庫新書自由選書セット」500冊の中からリクエスト上位50冊を購入します。
ぜひ購入希望の電子ブックをご推薦ください。


・卒業予定者の返却期限は2/29です
お手元に図書館の資料はありませんか?
2月29日(木)までにすべて返却してからご卒業ください。


・井の頭図書館の3月の短縮開館
井の頭図書館は3月11日(月)から 4月5日(金)まで9:00~17:00開館となります。
詳細はHPの開館カレンダーをご覧ください。


・読売新聞データベース「ヨミダス」にリニューアル
読売新聞データベースは「ヨミダス歴史館」から「ヨミダス」にリニューアルしてURLが変更されました。
ブックマークされている方はご注意ください。
詳細はこちら


・2024年電子ジャーナル・データベースの動態を公開
2023年(度)末で購入中止、および2024年(度)から新規購入の電子ジャーナル・データベースの情報を公開しました。


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■お勧め図書■
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(資料ID:0012408092 / 請求記号:760.8:Sa57)

春の訪れを感じ少し余裕がある今、新しい何かに出会ってみたいと思いませんか?
忙しい方も気分転換に、誰でも自由に想像できるクラシック音楽はいかがでしょうか?
“クラシック音楽”ときいて「…なんかすごそう。何から聴いたら良いかわからない。」と、構えてしまう方にピッタリな、気軽にサクッと読める本を紹介します。 

本書は「クラシック音楽をより身近で慣れ親しんだ音楽にする」をテーマに1日1ページで1つの楽曲を紹介し、作曲家や演奏のテクニック、宗教との関わりなど、7つの主題で解説しています。
誰もが聴いたことがあるベートーヴェンの「エリーゼのために」。エリーゼとは一体どなたなのでしょう?
卒業式の定番エルガーの「威風堂々」。実は第1番から第6番まであることを知っていましたか? 
三大バレエ音楽を手掛けたチャイコフスキー、ヴァイオリニストとしての才能溢れるパガニーニ、ピアノの魔術師リストなど有名な音楽家だけでなく、あまり知られていない偉大な音楽家まで勢ぞろいで迎えてくれます。

知っておくとより音楽そのものを楽しめるような知識や、聞いたことがなかったような豆知識も詰まった一冊です。
一日ずつ休憩時間にめくったり、自分の誕生日のページを開いたり、友達と一緒に知っている楽曲を探したりしても面白いかと思います。 
今まで出会ったことない音楽にぜひ触れてみてください。(桜)

☆貸出状況はこちらから↓☆


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■図書館員のひとりごと■ 散歩
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つくづく季節に振り回されていると感じる。
昨年の夏は終わらないかのように思えたし、かと思ったら急に冬が来て、春の陽気を感じる日があったと思ったら、大雪が降った。
体調も気持ちもまるでジェットコースターのように上がったり下がったりする。
いやになってしまいそうな毎日だが、そんな日々を少しだけ楽しくする習慣が私にはある。それは散歩だ。
体力と時間さえ許せばいつまでも歩いていられるから、知らないうちに8km近く進んでいたこともあった。

散歩をしていると、いろいろな光景を目にする。
夕日に向かって謎の体操をする夫婦、木に向かって脱力して立ち尽くす少年、暗闇の中で七色に光る首輪を付けてスキップする犬。
改めて自分ひとりの世界が狭いことを実感する。

大きな公園を歩いていたとき、一緒にいた友人が木の実を拾った。
植物に詳しくない私には栗のように見えたが、それはとちの実だという。
かたくてつるんとしたその実の感触を手の平でひとしきり確かめたあと、ポケットに入れて友人はこう言った。

「中原中也の詩を思い出すね。お守りみたい。」

「月夜の浜辺」という詩を引き合いに出してきたのだ。
拾ったボタンをなんとなく袂(たもと)に入れたが、どうしてこれを捨てることができようか、という詩だ。
友人にはその拾ったとちの実が、これさえあれば大丈夫、というお守りのように思えたらしい。

私が散歩で見る光景は、お守りとまではいかないがちょっとした心の支えのひとつだ。
人の数だけ人生があることや、世界には知らないことのほうが多いという事実は、私の生活の幅を広げてくれる。
ついこの間は、それぞれ散歩中の3匹の犬が向かい合い、何やらバトルが始まりそうな場面を目撃した。
今日は街でいったい何が起こっているのか、歩くのが楽しみだ。(秋)


※「月夜の浜辺」は新編中原中也全集の第1巻に収載されています。


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■編集後記■
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忙しい日々の中で、クラシック音楽や散歩は少しの時間であっても心身に良い影響を与えてくれそうです。
登場したお勧め図書や詩集を手に取ってみたくなりませんか?
図書館にある一冊が日常の発見や驚きのきっかけになるなら、こんなに嬉しいことはないと思いながら編集作業を行った今号でした。
では次号もお楽しみに!(笹)


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