投稿日時: 2025/01/27
杏林大学管理者
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■□■杏林大学図書館ニュース■□■ 第44号 2025.1.27配信
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□Contents□
■ご挨拶■
■図書館からのお知らせ■
■お勧め図書■
■医学部学生のひとりごと■
■編集後記■
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■ご挨拶■
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図書館横のプールに氷が張る季節となりました。
冬本番、感染症も大流行中です。
栄養と睡眠をきちんと取って、感染対策をしっかりして、無事にこの冬を乗り切ってください。
図書館は今日も皆様を応援しています。
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■図書館からのお知らせ■
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・学生対象の長期貸出について
下記日程で学部学生対象、図書のみの長期貸出を行います。どうぞご利用ください。
[医学図書館]
期間:1月30日(木)~ 3月24日(月)
返却期限日:4月8日(火)※卒業予定者は2月28日(金)
[井の頭図書館]
期間:1月11日(土)~ 3月28日(金)
返却期限日:4月12日(土)※卒業予定者は2月28日(金)
・[医学図書館] B2F壁補修工事
地下2階書庫南西角の壁補修工事を下記の日程で行います。
工事期間:2月1日(土)~14日(金)
期間中は騒音・振動が発生する作業があり、一部利用できなくなるエリアがあります。
ご理解、ご協力をお願いいたします。
・[井の頭図書館] 2月の短縮開館・休館
入試による井の頭キャンパス立ち入り規制のため、2月1日(土)および2月3日(月)~ 2月4日(火)は井の頭図書館が休館となります。
詳細はHPの開館カレンダーをご覧ください。
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■お勧め図書■
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(資料ID:0010438950 / 請求記号:WZ100:G32)
今回は少しニッチな一冊をご紹介します。
19世紀のウィーンで活躍した外科医テオドール・ビルロートと作曲家のヨハネス・ブラームスが、約30年にわたり続けた手紙のやり取りです。
オリジナルのドイツ語から英訳・編集されたものが翻訳されています。
プライベートな手紙が公表されているとは、当人たちには思ってもみないことかもしれません。
大学で音楽研究をしていた私にとっては、かなりワクワクする資料です。
ビルロートはヨーロッパでの外科医の教育システムを構築した名医で、音楽評論家としての顔も持っていました。
幼少からピアノを嗜み、医学の道を志してからも音楽へ情熱を持ち続け、若き日の音楽家ブラームスと出会います。
意気投合した彼らは、一緒にコンサートに出向いて議論したり、ブラームスに新作ができれば新譜をビルロートに送って、ビルロート邸で初演したりと、友人以上の「音楽的」交流を持っていました。
書簡には「あの譜面を送ってくれ」「この日に会いましょう」といった実務的なものから、文学作品を読んでいるような情感あふれる文章、皮肉をきかせたユーモアに仕事の愚痴まで書かれていて、彼らの暮らしぶりや生きた感情、感覚を見て取ることができます。
実存した人としての情報がリアルに残っているところに、何とも言えない感動を覚えました。
また書簡の背景や登場する人物、楽曲についても訳者の注釈で詳しく解説されているので、資料としても読み物としても充実した内容になっています。
登場するブラームスの楽曲を一緒に聞いてみると、より面白いかもしれません。
ぜひ手に取ってみてくださいね。(な)
☆貸出状況はこちらから↓☆
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■医学部学生のひとりごと■ 地下室の住人
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医学部6年生の私は、執筆している今からちょうど4週間後に医師国家試験を控えております。
学生という身分で最後に挑む試験ということもあり、最近はこれまで本学で受けた試験の数々を思い出してしまいます。
医学部の新講義棟(講義棟A)が使用可能となってからは自習室で勉強するようになりましたが、4年生までは試験前になると医学図書館に駆け込んでおりました。
地下がお気に入りでした。
私の所属するバスケットボール部の先輩から地下を教えていただいた事がきっかけで、地下に入り浸るようになりました。
地下はWi-Fiが繋がらないため、休憩などで地上に出ない限りはSNSを見ないで勉強に集中できます。
しかもあまり人が来ない場所なので大変静かであることもまた集中力が高められます。
一方、欠点としてはホコリが多く空気があまり良くないことと、ネットを使った調べ物ができないこと、そして人が滅多に来ないため背後に人の気配を感じた際心臓が止まりそうになることくらいでしょうか。
後輩の皆さんも是非地下で勉強してみてください。
地下は私以外にもバスケ部の同期がよく利用していて、私は彼らを「地下室の住人」と呼んでおりました。
杏林の6年間で最難関とされる薬理学の試験直前には、地下室の住人たちが緊張や不安、徹夜の疲労などで顔色を悪くしながらも必死に机に齧りついていた様子が印象に深く残っています。
医学図書館の地下は、体育館と並ぶ思い出の宝庫のようです。
多くの方々に支えられ、遂に学生生活を終えようとしております。
最後になりますが、6年間お世話になりました図書館の皆様に、心より御礼申し上げます。
この度は執筆の機会を賜り、誠にありがとうございました。(医学部6年 青山 稔)
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■編集後記■
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図書館の常連さんにはそれぞれお気に入りの場所があって、実はそのあたりも図書館員は把握していたりします。
地下がお気に入りの常連さんが常に一定数いる一方で、地下の存在を知らない方も多く、ご案内すると驚かれます。
しかし「地下室」利用の推奨が一部でされていたとは。
青山くん、そしてバスケ部、ありがとうございます!
学生の皆さんの、入学から卒業までの日々の成長を垣間見られることも図書館員の喜びのひとつ。
特に医学部学生とは6年間(人によってはそれ以上)の長きに渡るお付き合いなので、視線は最早親目線です。
医師、看護師、助産師、保健師…それぞれの国家試験まであと少し。
皆さんに送るカウンター越しの熱いエールが届いていますでしょうか。
どうぞ万全の体調で、最高の力が出せますよう、心からお祈りしています。
ではまた次号をお楽しみに。(清)
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