投稿日時: 2022/01/25
杏林大学管理者
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■□■杏林大学図書館ニュース■□■ 第8号 2022.1.25配信
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□Contents□
■ご挨拶■
■図書館からのお知らせ■
■お勧め図書■
■教員のひとりごと■
■編集後記■
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■ご挨拶■
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2022年がスタートしました。メールマガジンはリニューアルして早くも第8号となります。
これからも、すこしでも皆様のお役に立てるようなコンテンツとなるよう、また楽しんでもらえるように精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、新年最初のメルマガをお楽しみください。
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■図書館からのお知らせ■
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・学生対象の長期貸出について
下記日程で学部学生対象の春季長期貸出を行います。図書のみで雑誌、AV資料などは対象外です。
現在借りている図書も、更新手続きをすれば長期貸出の対象となります。
返却期限が切れておらず他の予約者がいない場合に限りますので、お早めに確認と手続きをお願いします。
[医学図書館]
期間:1月29日(土)~3月30日(水)
返却期限日:4月14日(木)卒業予定者は2月28日(月)
[井の頭図書館]
期間:1月12日(水)~3月28日(月)
返却期限日:4月12日(火)卒業予定者は2月28日(月)
・井の頭図書館 2月の休館
井の頭図書館は入試による井の頭キャンパス立ち入り規制のため、
2/1(火)~2/2(水)および2/6(日)~2/8(火)は休館となります。
詳細はHPの開館カレンダーをご覧ください。
・井の頭図書館 「江戸名所図会 PartIII」展示中
2階展示コーナーにおいて、江戸名所図会の中から、飛鳥山の部分を展示しています。
飛鳥山公園内には渋沢栄一の旧邸が保存されています。渋沢栄一は2024年度からの新一万円札の顔となるため、渋沢栄一や貨幣に関連する図書も展示しています。
ぜひお立ち寄りください。
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■お勧め図書■
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(請求記号:751.1:Mo95/資料 ID:0014409858)
私のやきものとの出会いは小学生の頃、実家にあった備前焼風の湯飲みでした。興味本位でお茶を入れてみましたが、子供心に「なんだかざらざらしているし地味だなぁ」と無粋な印象を抱いたのでした・・・。そんな訳で今までやきものにあまり関心がなかったのですが、今回、おすすめ図書を書くにあたり見つけたこの本がとても読みやすかったので紹介します。
この本は大きく二部に分かれていて、第一部では縄文から昭和まで時代に沿ってやきものを紹介しています。縄文土器から、釉薬(ゆうやく:陶磁器の表面に焼き付けるガラス質の膜)を使った陶器、外国に輸出する目的で作られた絢爛豪華な磁器など、全編カラー写真でやきものの変化を視覚的に辿れます。
この部を読んでいて分かったのは、備前焼は釉薬を使わず絵付けもしないとりわけシンプルなやきものであり、かつて地味だと思ったのはわびさび的な味の一つだったということです。色々なやきものと比べて見てみると、単純にもその質素さがかっこいい感じがしてきます。
第二部では文化としてやきものを見ていきます。割れや染みといった負の要素が美しいと評価されたことや、アシンメトリーなデザインを着物と共有していた陶器があったことなどが紹介されています。和歌や風景が描かれていたお皿もあり、遊び心と美しさを兼ね備えたやきもの文化があったことが分かります。
全体的に写真が多く、パラパラとめくるだけでも楽しい本なので入門書として最適です。この本はアート・ビギナーズ・コレクションというシリーズの一つで、図書館では同シリーズを何冊か所蔵しています。絵画や建築など他のアートについても、もっと知ってみてはいかがでしょうか。(おか)
☆貸出状況はこちらから↓☆
☆アート・ビギナーズ・コレクションはこちらから↓☆
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■教員のひとりごと■ 言語学者が担当する「臨床医学入門」
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「臨床医学入門」―弘前大学医学部から、言語学者であるわたくしに講義担当の依頼があったのは10数年ほど前のことでした。
なにごとか、と驚きながらも、附属病院長のお話を伺い「なるほど」と妙に納得したことを覚えています。
青森県弘前市は、いまなお「方言主流社会」で、世代を問わず津軽弁が幅広く使われています。
県外から入学してくる医学生(関東を中心に定員の7割ほど)にとっては、英語よりも津軽弁での日常会話がはるかに難解らしいのです。
これでは臨床に出たときに、地元のこてこての津軽弁を話す患者さんとやり取りができない。問診すら心もとない。
そこで、10代の大半を弘前市で過ごし、言語学を専門としているわたくしに白羽の矢が立った、というわけです。
「ボンノゴガラヘナガイデ」と患者さんに言われたら…津軽弁ノンネイティブには???でしょうね。
このような問題は、医療現場のみならず司法においても発生しています。転勤などで青森にやってきた人が裁判員に選出されたとき。
某殺人犯の供述(タゲアダマサキダハンデ、フタイデマッタジャ)を東京方言に翻訳したら…迫真性が全然違う。「翻訳」が「減刑」に加担してしまう。
詳細は『日本の地縁と地域力』(ミネルヴァ書房)の第2部をご覧ください。(犬)
☆『日本の地縁と地域力』の貸出状況はこちらから↓☆
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■編集後記■
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杏林大学にはたくさんの素敵な先生がいらっしゃいます。今回の「ひとりごと」は私が学生時代からお世話になっている先生にご執筆いただきました。
ご協力くださったこと、とても感謝しております。
メールマガジンは月1回の配信ですが、もしエッセイなど執筆に興味がおありの先生がいらっしゃれば、是非是非編集委員にお声がけください。杏林大学の素晴らしさを、少しでもお伝えすることができれば大変うれしく思います。
また、この本は是非お勧めしたい!というご希望があれば、先生のみならず学内の皆様からのご寄稿をお待ちしております!(さ)
ご感想やリクエスト、質問などお気軽にお寄せください。
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